関西学院創立百周年(1989年平成元年)に、関学文芸部OBOGにより『關學文藝 100周年記念特別号』が発行されました。これを契機として翌年、関学文芸OB会は『別冊 關學文藝』を創刊。以後OB以外の執筆者にも参加頂き、年2回の発行を続け、2026年5月15日に第72号を発行しました。 編集:浅田厚美 発行者=伊奈忠彦(同人代表)

2018年10月15日月曜日

蚯蚓鳴く 今宵はやけに 人恋し(落山泰彦作品集五)

 
 

 























(澪標) 2017年平成29年6月発行


老いてますます
落山流物語は今が旬
いよいよ完結篇

落山さんのドラマは、物語そのものもさることながら、
それに付けているひとつひとつの「この物語について」
が、圧倒的に独自に味わいをもっている。旅行による伝
聞、民話、書誌からのヒントがある以上、注釈を必要と
するのはやむをえないとしても、そこをなかなか緻密に、
手間暇かけるのをいとわず、自分の表現法をしても手の内
をつまびらかにするという態度で一貫している
                    (倉橋健一)

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落山泰彦 (これまでの著作)


へこたれず 枯野を駆ける 老いの馬:落山泰彦作品集(四)

花筏 乗って 着いたよ お伽の津  :落山泰彦作品集(三)

目に青葉 時の流れや 川速し    :落山泰彦作品集(二)
                            (2012年平成24年7月発行)

雲流れ 草笛ひびき 馬駆ける             : 落山泰彦作品集(一)
                          ( 2011年平成23年2月発行)




























大人が読んでも、
子供が読んでも楽しめる
童話・物語集

落山さんは作品として書き出すまでの一歩手前の
段階で、まず知った民話や伝説伝承の世界に対し
て、人一倍好奇心をたぎらせるという、奇妙な性
癖を持っている。性癖だが、これはまぎれもなく
物語作家としては、天分に近い必要条件だ。
(倉橋健一・詩人)