『別冊 關學文藝』

関西学院創立百周年(1989年平成元年)に、關學文藝部OBにより『關學文藝 100周年記念特別号』が発行されました。これを契機として翌年『別冊 關學文藝』が誕生。以後年2回の発行を続け、関学文藝部OB以外の同人・会員も加わり、現在に至っています。2024年令和6年11月10日に第69号を発行。    編集:浅田厚美 発行者=伊奈忠彦(同人代表)

2025年2月8日土曜日

同人:岡本三千代さんの「能登支援万葉カレンダー」の記事が、北陸中日新聞能登版に掲載されました。

 2024年令和6年12月25日

北陸中日新聞能登版 掲載記事


復興応援  万葉の能登

奈良の記念館

カレンダー今年も制作

30部は七尾・一本杉通り商店街に

のとじま水族館近くに建つ歌碑が

表紙を飾ったカレンダー

一本通り商店街に寄贈された。

(写真)は七尾市の一本杉通りで

奈良時代の歌人で万葉集を編さんした大伴家持の歌が残る能登半島。
万葉集の研究などで能登に足しげく通った女性が、復興を応援する
2025年のカレンダーを制作した。
「万葉ゆかりの地を忘れない」。全国の万葉ファンに販売するだけで
なく、七尾市の知人を通じて、被災した同市の一本杉通り商店街に
30部を寄贈した。(染谷明良)



 既に完売し、再版が決まるほど人気で、万葉集研究の第一人者とされ
る犬養孝氏(1907~98年)が揮毫した歌碑を写真付きで紹介して
いる。
 制作したのは犬養氏の功績を顕彰する記念館(奈良県)の元館長の岡
本三千代さん(72)兵庫県西宮市。阪神大震災で被災し、ガスや水が
絶たれた中で3カ月間も生活した。だからこそ、地震や豪雨被害を受け
た能登の惨状を見ると当時の苦難を思い出し、自分事のように気がかり
だったという。24年を最後に制作を辞めるつもりだったが、何度も通
った能登へ「エールを送りたい」と今年も急きょ仕上げた。
 のとじま水族館(七尾市)近くに建つ歌碑が表紙を飾った。
「とぶさ立て 船木伐るといふ 能登の島山 今日見れば木立繁しも
 幾代神びそ」(大伴家持)木が生い茂る能登の雄大な自然を見て、
その神々しい風景に圧倒された気持ちを歌う。8月は中島町瀬嵐にある
机島の歌碑を取り上げた。


   岡本さんは、大学時代の後輩で七尾市・和倉温泉の旅館「大観荘」の
女将大井マ瑠幸(まりこ)さん(71)と協力して寄贈先を模索。大火や
地震に見舞われながらも必ず復興を遂げ、伝統を受け継いできた一本杉
通り商店街に寄贈が決まった。
 受け取った商店街の振興会長で老舗和ろうそく店を営む高澤久さん
(52)は「1300年前に編さんされた万葉集。その長い歴史を考え
ると、今年の地震は一つの小さな出来事で「負けていられない」と思え
る。視野を広げてくれるカレンダーだ」と話す。振興会の加盟店に配布
される。
 岡本さんは「能登は万葉の故地。「頑張れ能登」という思いを全国の
万葉ファンと共有したいし、カレンダーを見て能登に足を運んでもらい
たい」と語った。









2025年1月23日木曜日

「頼山陽の尾道スケッチ」            同人の森岡久元氏が尾道新聞に寄稿されました。

 

江戸時代後期の歴史家、漢詩人、思想家として著名な賴山陽・・・。

日本外史』は幕末の志士にも大きな影響を与え

著書としてよく知られています。

また「川中島」は今なお、詩吟で最もよく吟じられる漢詩です。

今回、『別冊關學文藝』同人で、

尾道を舞台にした多くの作品を発表して

こられた作家、森岡久元氏が

尾道新聞に「賴山陽の尾道スケッチ」

を寄稿。5回にわたって掲載されました。

2025年(令和7年)

1月1日(水)掲載記事




































































   1月8日(水)掲載記事










































                 


1月9日(木)掲載記事










































                                          1月10日(金)掲載記事


















































                    

                      

 1月12日(日)掲載記事