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2019年令和元年5月1日発行
編集人 浅田厚美 発行人 松村信人
発行所 「別冊關學文藝」事務局(澪標 内)
表紙(石阪春生) カット(柴田 健)
創作
ペイント・レッスン (浅田厚美)
キャベツ畑のサーガ (美馬 翔)
エッセイ 天使の死 (名村 峻) 天神堂甲梅の講談日記(二) (天神堂甲梅) 元号・五本指 (塩谷成子) 山寺便り 美しい村の自然 (岡村文夫)
詩
春日奥山比女神の清水 (山添孤鹿)
傷 (中嶋康雄)
仰臥 (中嶋康雄)
綿菓子 (中嶋康雄)
犬姉さん (中嶋康雄)
夢の果て (松村信人)
ブログ
「文学逍遥 伊奈文庫」再録(抄)(第18回)
(伊奈遊子(ゆうし))
文学通信たまづさ
煉瓦色の記憶 (水内眞) 神戸・関学ゆかりの地 (野元正)
ノンフィクション
明治四年の尾道町打壊し (森岡久元)
文芸トピックス
編集後記 浅田厚美 松村信人
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尾道新聞(2019年令和元年5月30日(木)掲載
きょう市立大学で講義を
明治四年の尾道町打壊し
森岡久元さん「關學文藝」に
尾道商業高校出身の歴史小説作家、森岡久元さんがノンフィクショ
ン作品「明治四年の尾道町打壊し」を「別冊關學文藝」第58号に発表
しました。
昨年5月、尾道市立大学で行なった尾道学入門の講義で発表し
た内容で、明治初めに山県郡で始まった一揆勢がなぜ尾道の秋田
屋を標的にしたのかを突き止めたくて、その起こりから広がりを紐解
き、尾道町の市中でどのように繰り広げられて、収束したのかを丹念
に辿っています。
森岡さんは30日午前8時半から、市立大学で尾道学入門の講義を
行ないます。テーマは「伊藤博文の尾道宿」で明治37年の歴史に迫
ります。
「このところ、尾道にまつわる歴史上の小さな出来事を探索する素人
探偵の真似をしていますが、自分の性に合っているらしく、面白がって
次々とテーマを見つけています」と森岡さん。 市民の誰でも聴講が出
来ます。 [幾野伝]