関西学院創立百周年(1989年平成元年)に、關學文藝部OBにより『關學文藝 100周年記念特別号』が発行されました。これを契機として、翌年『別冊 關學文藝』が誕生、文藝部OB以外の同人・会員も加わり現在に到っています。※発行所=「別冊關學文藝」事務局・第41号より澪標内            入力=伊奈忠彦 『別冊關學文藝』代表

2010年11月21日日曜日

別冊關學文藝 第四十一号






2010年平成22年11月15日発行

編集人 浅田厚美 発行人 松村信人

発行所 「別冊關學文藝」事務局(澪標 内)

表紙 石阪春生  カット 柴田 健

創作
蛇香草(浅田厚美)
昭和二十年、夏から冬へ(和田浩明)
にらむ女(森岡久元)
忘れ得ぬ人たち(連載第二回)(多冶川二郎)

書評
思考する読書(今西富幸)


沓の音(山添孤鹿)
遠望(松村信人)

エッセイ
夏茜(塩谷成子)
私にとって「書くこと」とは?(竹内のぞみ)

ブログ
文学逍遥  伊奈文庫 (伊奈忠彦)


祝賀会顛末記(飯塚修造)
OB会通信(山口 毅)
文芸トピックス(同人雑誌季評ほか)

編集後記 浅田厚美  松村信人

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下記の添付ファイルは、ブログ『柳葉魚庵だより』より。

『別冊關學文藝』第四十一号について紹介していただきました。






 
 「別冊關學文藝」という雑誌が届けられ、中を開けてみると、太極拳の師、伊奈遊子さん(本名 伊奈忠彦さん)の原稿が載っていて、関西学院大学時代は文芸部に属し、小説を書かれていたと編集後記にあって、びっくり・・。そこで、紹介させていただくことになりました。
 
 伊奈さんの原稿のタイトルは、ブログ「文学逍遥 伊奈文庫」再録(抄)というもので、書き綴られてきたご自身のブログからの抜粋になっています。
 当時から大変な読書家であることをうかがわせるように、武田泰淳、野間宏、埴谷雄高、坂口安吾、柴田翔、ジャンポール・サルトルなど、当時、一世を風靡した作家たちの本の書評をご自身の思い出などをまじえて語っていて、同時期に学生時代を過ごした者としてとても懐かしく、興味深く読ませていただきました。
 とくに、ジャンポール・サルトルの項で、大学の文芸部の部室で先輩たちとの読書会の雰囲気は、まだ学生運動が活発で、学生といえば議論、という時代の面影が感じられてよかったです。
 
 「別冊關學文藝」には、他に小説、詩、エッセイなども掲載されていて、なんと創刊20年になるとのことです。今度は、伊奈さんの小説の方も期待したいですね・・。
 
 また、「文学逍遥 伊奈文庫」には貴重な写真資料などとともに多くの作家の書評が載せられています。
 
  父の癖思い出したる冬日かな