関西学院創立百周年(1989年平成元年)に、關學文藝部OBにより『關學文藝 100周年記念特別号』が発行されました。これを契機として、翌年『別冊 關學文藝』が誕生、文藝部OB以外の同人・会員も加わり現在に到っています。※発行所=「別冊關學文藝」事務局・第41号より澪標内            入力=伊奈忠彦 『別冊關學文藝』代表

2018年10月29日月曜日

別冊關學文藝 第五十七号

 


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2018年平成30年11月1日発行

編集人   浅田厚美  発行人 松村信人
発行所 「別冊關學文藝」事務局(澪標 内)

表紙(石阪春生) カット(柴田 健)


創作  

霧立ちのぼる        (浅田厚美)
女嫌い(第三回)      (美馬 翔)
         
  
エッセイ
「なにが粋かよ」考           (名村 峻)
天神堂甲梅の講談日記(一)     (天神堂甲梅)
山寺便り「お盆」            (岡村文夫)
老いたる野球マニアの思い出      (和田浩明)



燕の塒入りの頃         (山添孤鹿) 
ガム              (中嶋康雄) 
駅舎               (中嶋康雄)
こぼれ地蔵            (中嶋康雄)
風船               (中嶋康雄)
大阪が揺れた日                           (松村信人)

               
ブログ
「文学逍遥 伊奈文庫」再録(抄)(第17回)
                                               (伊奈遊子(ゆうし)


文学通信たまづさ
若き歌人の遺した歌     (岡本三千代) 
書名のこと         (涸沢純平)

                  
 
ノンフィクション
石や岩の奇談  続篇    (落山泰彦)
花の昇菊・昇之助         (森岡久元)

 
文芸トピックス
  
編集後記  浅田厚美  松村信人
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2018年10月15日月曜日

蚯蚓鳴く 今宵はやけに 人恋し(落山泰彦作品集五)

 
 

 























(澪標) 2017年平成29年6月発行


老いてますます
落山流物語は今が旬
いよいよ完結篇

落山さんのドラマは、物語そのものもさることながら、
それに付けているひとつひとつの「この物語について」
が、圧倒的に独自に味わいをもっている。旅行による伝
聞、民話、書誌からのヒントがある以上、注釈を必要と
するのはやむをえないとしても、そこをなかなか緻密に、
手間暇かけるのをいとわず、自分の表現法をしても手の内
をつまびらかにするという態度で一貫している
                    (倉橋健一)

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落山泰彦 (これまでの著作)


へこたれず 枯野を駆ける 老いの馬:落山泰彦作品集(四)

花筏 乗って 着いたよ お伽の津  :落山泰彦作品集(三)

目に青葉 時の流れや 川速し    :落山泰彦作品集(二)
                            (2012年平成24年7月発行)

雲流れ 草笛ひびき 馬駆ける             : 落山泰彦作品集(一)
                          ( 2011年平成23年2月発行)




























大人が読んでも、
子供が読んでも楽しめる
童話・物語集

落山さんは作品として書き出すまでの一歩手前の
段階で、まず知った民話や伝説伝承の世界に対し
て、人一倍好奇心をたぎらせるという、奇妙な性
癖を持っている。性癖だが、これはまぎれもなく
物語作家としては、天分に近い必要条件だ。
(倉橋健一・詩人)















詩(うた)ごよみー岸本嘉名男詩集ー

(澪標)2018年平成30年9月発行 
























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岸本嘉名男 (これまでの主な著作)

『自叙伝風 うた道をゆく』
       2017年平成29年11月(発行形態:電子書籍)
『光いずこにー岸本嘉名男詩集』
       2017年平成29年10月(土曜美術社出版販売)
『うた道をゆく』
       2016年平成28年12月(土曜美術社出版販売)
『岸本嘉名男詩選集一三〇篇(コールサック詩文庫)』
       2015年平成27年5月(コールサック社)
『なぜ社会とつながるのか』
       2013年平成25年10月(土曜美術社出版販売)       
『わが魂(タマ)は天地を駆ー岸本嘉名男作品集』
       2012年平成24年4月(土曜美術社出版販売)
『文学の小径』
       2011年平成23年7月(日本文学館)
『白よー岸本嘉名男自選詩集二』
       2009年平成21年1月(近代文藝社)
『早春の詩風』   
       2008年平成20年3月(詩潮社)
『碧空のかなたに』
       2008年平成20年3月(檸檬新社)
『見つめつつ』
       2007年平成19年2月(北溟社)
『さすらい』
       2006年平成18年9月(日本図書刊行会)
『めぐり合い』
       2005年平成17年10月(思潮社)
『四季巡る』
       2004年平成16年6月(竹林館)
『釣り橋ゆらりー岸本嘉名男詩集』
       2003年平成15年10月(編集工房ノア)
『私の萩原朔太郎 改訂版ー(春秋新書)』
       2000年平成12年11月(竹林館)












2018年10月10日水曜日

似たような話:松村信人詩集



(思潮社) 2018年平成30年10月発行      
 
 
 
 
真冬の房総の海に飛び込んだのだという
タカハシは本当に命を絶ったのだろうか
街中をひとり歩いていると
笑うタカハシたちであふれていた
 
関係性のうちにあって、作中
人物である他者と語り手の私
のあいだには、いつも交換可
能な魔の手があって、そこに
独特な内的緊張関係が妊まれ
ているということであろう。
ーーーーーーーー倉橋健一
 
 
虚構の手法を徹底させて、失
われたものに対する哀惜のよ
うなものも浮き彫りにする。
笑いも誘いながらサスペンス
風で妙なペーソスもあり、今
の現代詩には珍しいユニーク
な詩集と思う。
ーーーーーーーたかとう匡子
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

光受くる日に:松村信人詩集

矢立出版 2003年平成15年12月発行

 


2018年5月3日木曜日

別冊關學文藝 第五十六号

 
 
 
 



 


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2018年平成30年5月10日発行

編集人   浅田厚美  発行人 松村信人
発行所 「別冊關學文藝」事務局(澪標 内)

表紙(石阪春生) カット(柴田 健)


創作  

まだふみもみず              (浅田厚美)
途半ば                   (松村信人) 
女嫌い(第二回)              (美馬 翔)
         
  

青丹よし平城の都は             (山添孤鹿) 
狭い道                   (中嶋康雄) 
粉飾                      (中嶋康雄)
膿屋                        (中嶋康雄)
柿の木                                                          (中嶋康雄)

               
文学通信たまづさ
ある詩人の墓所で             (竹廣裕子) 
「小沼丹生誕百年祭」のこと         (吉田純一)

                  
 
ブログ
「文学逍遥 伊奈文庫」再録(抄)(第16回)(伊奈遊子(ゆうし


エッセイ
パスポート                    (塩谷成子)
山寺便り「大日堂」             (岡村文夫)
四十一年目の入院              (和田浩明)


ノンフィクション
石や岩の奇談                 (落山泰彦)
志賀直哉の影を追いかけて、
 尾道新地、道後松が枝町、祇園新橋通     (森岡久元)

 
文芸トピックス
  
編集後記  浅田厚美  松村信人
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 神戸新聞朝刊

2018年平成30年7月28日土曜日掲載

同人誌評 野元 正・作家)

浅田厚美 『まだふみもみず』 評

 「別冊關學文藝」(大阪市中央区内平野町2の3の11
の202・澪標内)浅田厚美「まだふみもみず」。滋賀
県近江八幡市で生まれ育った私。嫁ぎ先の大阪のある町
では、私が子どもの頃から好きだった百人一首カルタが
盛んだった。区大会出場には同じ町内から3人一組の2
チームが必要で、私の所属するチームは定員ぎりぎりの
6人のうえ、60歳の私が若手というほど高齢化も進む。
そこに練習熱心で熟練者である30代の小川さんが入る。
女はメンバーの顔を覚えられない。表題「まだふみも
ず」の上の区「大江山」の歌が私のおはこと思い込み、
私を「大江さん」と呼ぶ。
 区大会の場面では、各メンバーのおはこへのこだわり、
相手の強さに翻弄されて完敗した私の心情、小川さんの
活躍などを巧みに描写。一方で、子どもの頃の私の家族、
初恋の人との思い出を絡めているのが物語に深みを与え
ている。

松村信人 『途半ば』 評

同誌の松村信人「途半ば」。加古川市出身で詩人の松村氏                の小説を初めて読んだ。新雑誌「カードトライ」創刊の経              緯を描いており、創刊に力を貸した愛宕老人に人物描写が               際立ち、昭和を感じさせる作品だ。

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森岡久元さんが
『尾道新地の志賀直哉』と題するエッセイを、尾道の新聞社
「山陽日日新聞」に寄稿され三日間に渡って掲載されました。
      
      
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
このエッセイは『別冊關學文藝』第五十六号掲載『志賀直
を追いかけて、尾道新地、道後松が枝町、祇園新橋通』をも
とに、尾道新地に焦点をしぼり、短く書き直されたものです。   
 
掲載は
平成30年10月19日(金)20日(土)25日(木)。
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 
 
 
 
 
 
 
 



















 
 
 
 
 










 
 
 


 


2018年2月22日木曜日

含羞の酒





































著者 神野一慶(じんのかずよし)・・『別冊關學文藝』購読会員。

    (2012年平成24年8月 日本文学館発行)


(帯の表の)コメント
詩人は、恥じらいを酒で薄め、
心を、人生を詠う
(帯の裏の)コメント
日本の美を、旅情を、出会いと別れを、
生きる愁いと歓びを。
三千年の歴史に育まれた漢詩の一字一句には、
繊細さと力強さがみなぎっている。


目次
安芸の宮島
噫、わが人生

















2018年1月30日火曜日

女たちのステージ

































2018年平成30年1月発行
発行所:澪標

著者:「別冊 關學文藝」会員
 


【収録作品初出誌】
女たちのステージ    『白鴉』4号 
                                                    1999年4
波ゆるる        『白鴉』25号  
                                                    2010年11月
クリーニング・ウォー  『別冊關學文藝』53号 
                                                    2016年11
 


【 奥付に記された 著者略暦】
 
美馬 翔(ペンネーム)
 
同志社大学 国文科卒業
(有)人形劇団クラルテ  企画・制作部で20年勤務
その後 各種営業職に就く。
現在 三世代家族と犬、猫と同居中
京都府在住
 
受賞歴
2004年  第21回 さきがけ文学賞 選奨
「輪になって踊ろう」 (「女たちのステージ」改題)
 
2011年  第5回 神戸エルマール文学賞 本賞



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     美馬翔著『女たちのステージ』表紙の帯コメント
「女たちのステージ」は、女の生き難さを
説得力のある文章で精緻に描いた秀作である。
主人公は想いを踏みにじられ続け、子供たち
への罪悪感に苛まれ、何度も生きる意味を失
いかけるが、だからといって、たくましく人
生を切り開こうとするわけではない。人間の
弱い部分をさらけ出す。しかし、希望がない
わけではない。そう、どんな人生にも、希望
を見い出すことができる。そんなことを教え
くれる小説である。      玄月(作家)




                   裏の帯コメント
あらゆる局面で戦う女たちを描く、パニック小説
          ●クリーニング・ウォー 
       ●女たちのステージ
       ●波ゆるる














関学文芸部OBの皆様へ

  
「関西学院大学文芸部」
     OBの方々へ
 発信させていただきます。
 
 

   皆様は、「関学文芸部OB会」をご存知でしょうか?
   同人誌『別冊關學文藝』年2回定期的に発行して
 平成30年6月には第五十六号を発行する予定です。
 

 関西学院大学には
 『別冊關學文藝』を発行する「関西学院大学文芸部OB会」
  として正式登録されて活動してきました。
 
「関西学院大学文芸部」は戦後すぐに創部されていますので
「関西学院大学OB会」の歴史も、長い歴史をもっていますが、           『別冊關學文藝』を発行しはじめてからでも、
  すでに29年の歳月が経過しています。

 

 しかし、この29年は
 『別冊關學文藝』を立ち上げられ、
 執筆してこられた大先輩の方々を
 失ってゆく年月でもありました。
 
 また正直に申しまして、
 新人たちがなかなか入ってこられないので、
 世代交代が進んでいないという現実があります。

 毎年多くの文芸部員たちが卒業され、
 社会に巣立ってゆかれますが、
 
 私達の広報不足、コミュニケーション不足もあり、
 これまでの同人・会員のみの「関学文芸部OB会」
 になってきていることも事実です。
 
 そこで、
 在学中「関学文芸部」に所属されておられた方々に
 お願いです。
 卒業されたのが
 昨年であろうと、
 10年前であろうと、
 20年前であろうと、
 30年前であろうと、
  40年前であろうと 
  50年前であろうと
 かまいません。
 未だ「文学」に熱い心を持っておられる方であれば、
 もうそれで充分です。
 

   お願いです! 


 『別冊關學文藝』の同人、会員、購読会員(特別会員)の

 いずれでも結構です。

 私達の活動に加わってください。

 目標は『別冊關學文藝』百号です。
 
 ぜひご連絡ください。お願い申し上げます




 

 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
  同人:  【同人費】 半期 ¥20000 
       ( 年間 ¥40000 )
 
  会員:  【会費】  半期 ¥10000 
       ( 年間 ¥20000 )
 
  購読会員 【会費】 
      
     購読料・送料込み・
       (2年間4回発行分 ¥5000前納)
 
 
 
  執筆料   1頁あたり原則¥3000 
            (但し、現在は¥2000で運営中。)
 
 
   作品掲載については「編集人」の判断によります。
                       (現在の編集人は浅田厚美)

    また、執筆がつづいた場合、購読会員は会員へ、
    会員の方は同人への移行をお願いする場合があります。
 
 
  購読会員は、関学出身者であってもなくてもOKです。
  また現役時代は関学文芸部に所属していなかったが
  『別冊關學文藝』に執筆されたい方も、
  一度読んでみたいという方も、ぜひご連絡ください。

『別冊關學文藝』同人・会員の、文学賞受賞者。
     
 和田浩明:第三回 神戸ナビール文学賞受賞(平成  8年)                 「球乱」(「別冊關學文藝」第11号)
      
 森岡久元:第七回 神戸ナビール文学賞受賞平成12年)            「尾道渡船場かいわい」(「姫路文学」第104号、105号)     

美馬 翔 : 第五回 神戸エルマール文学賞受賞平成23年)           「波ゆるる」(「白鴉」第25号)

浅田厚美: 第六回 神戸エルマール文学賞受賞平成24年)          「はづかし病」(「別冊關學文藝」第42号)

名村 峻: 第十一回神戸エルマール文学賞佳作平成29年)          「落下する夕暮」(「別冊關學文藝」第53号)
     
   
 
   

以上、執筆は、
   伊奈忠彦(『別冊關學文藝』代表、関学文芸部OB会会長)
     2018年平成30年1月記す